- 山形 月山志津温泉 雪旅籠の灯り
- 月山志津地区は四百年以上前から出羽三山で修行する三山行者の宿場町でした。志津の冬は有数の豪雪地帯であり、その雪を使って当時の町並みを再現したのが雪旅籠の灯りです。雪は宝であり大切な資源であることを伝えながら、少しでも雪を好きになってほしいという思いで、毎年2月に催されます。
- 高知 秋葉まつり
- 秋葉まつりは、岩屋神社から秋葉神社までの3kmの山径を、美しい装束の行列がお囃子の中半日かけてゆっくりと練り歩く土佐三大祭りの一つです。
祭りのハイライトは、火事装束の若者が長さ7m、重さ8キロにもなる鳥毛を10m近く離れて投げ合う鳥毛ひねりで、勇壮な舞いと見事な投げ合いに拍手と歓声が沸き起こります。
- 沖縄 世界遺産 識名園
- 識名園は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむ廻遊式庭園です。池を中心に、中国風あずまやの六角堂など随所に琉球独特の工夫が施されています。2000年にはユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されています。
- 沖縄 世界遺産 今帰仁グスク桜まつり
- 世界遺産・今帰仁(なきじん)城跡で開催される桜まつりは、城壁の幻想的なライトアップや、城内への参道をろうそくの明かりで彩るグスク花あかりなど、夜桜が有名です。沖縄の桜は寒緋桜(カンヒザクラ)。濃いピンクの可憐な花です。城址と月と桜は何とも言えぬ雰囲気を醸し出します。
- 静岡 伊豆 修善寺梅林
- 修善寺は平安時代に開かれた禅院で、美しい梅林を有することで知られています。修善寺梅林には、樹齢100年を越える古木から若木を合わせて、20種1000本の紅白梅が植えられています。広さは3haに及び、梅の最盛期である2月初旬から3月中旬に開催される梅まつりでは、露店なども出店し、可憐な花々を観賞することができます。
- 熊本 山鹿灯籠浪漫 百華百彩
- 明治、大正の時代に和傘の一大生産地として知られた山鹿温泉郷。そんな時代を思わせる色とりどりの和傘や竹を使った優しい光が冬の温泉街を照らします。街のあちこちに飾られた光のオブジェは夕暮れの訪れとともに、人の手で1つまた1つと火が灯され、気がつけば街中が暖かい光とたくさんの笑顔で包まれていきます。その様はまさに百華百彩です。
- 山形 まんだらの里 雪の芸術祭
- 「まんだらの里」は、東村山郡山辺町の山道を抜けた先にあります。雪の芸術祭では、ライトアップされた雪のオブジェや、花火の打ち上げ、ステージでの様々なイベントなどが楽しめます。そして、お祭のハイライトは、夜空を彩るスカイランタンの打ち上げ。冬の夜空に舞うランタンの幻想的な風景に、ただただ魅了されてしまいます。
- 静岡 伊豆 河津桜まつり
- 河津桜は2月の上旬に開花をはじめる早咲きの桜です。通常の桜よりも濃いピンク色の花が特徴で、1972年に河津町で発見されたことから、その名がつけられました。河津桜まつりでは、河津川沿いに咲く約850本の河津桜を観賞することができます。露店の出店や、夜のライトアップなども実施され、一足早い春の訪れに賑わいます。
- 神奈川 箱根神社節分祭
- 箱根神社では、2月の節分の日に鬼退治の節分祭を執り行います。これはその昔、宮中で行われていた追儺式、金太郎伝説の鬼やらいという儀式に由来している行事です。まだ雪の残る凛とした空気の中、伝統的な儀式はもちろん、水上スキーを使った鬼退治の豆まきも行われています。
- 長崎ランタンフェスティバル
- 鎖国下の江戸時代に、オランダと同様に貿易を許されていた中国人の居留地であった長崎は三大中華街の1つ「長崎新地中華街」として有名になりました。
もともとは中華街の人々が旧正月を祝う行事であったものが冬の風物詩となり、今では色彩豊かな中国提灯(ランタン)を始め大小様々なオブジェが、訪れる人々を魅了します。
- 鹿児島 片浦お伊勢講祭り
- お伊勢参りが人気の昔、人々は長旅のための貯蓄を出し合い、順番に旅に出ました。その仲間をお伊勢講と言います。
その中で伊勢神の代わりを、持ち回りでお祭りしたのが行事の基となりました。この日大人となった青年たちが女装と面で振り子に扮し、刀で人を叩き、厄を払う神幸行列ではオイヤナー(いますか)と元気な声が響きます。
- 鹿児島神宮初午祭
- 毎年、旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日に開催される初午祭。約460年以上の歴史と伝統を誇ります。
胸元にたくさん鈴がついた飾りをつけ、背中には華やかな飾りをつけた馬が、音楽に合わせて足踏みをしながら進む、「鈴かけ馬」が有名です。毎年10万人もの人出がある、鹿児島県を代表するお祭りです。