- 岩手 北上展勝地 さくらまつり
- 「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」に数えられている北上展勝地。展勝地の名は、「展望のきいた名勝・景勝の地」という意味なのだそう。2キロに及ぶ桜並木の他、約150種の桜が、訪れた人を楽しませます。また、期間中は、ピンクの川を気持ち良さそうに泳ぐ鯉のぼりを見ることができます。
- 岩手 小岩井農場 一本桜
- 小岩井農場の観光エリア「まきば園」の西方にある、一本桜。雄大な岩手山を背景に佇むその姿を見に、多くの観光客が訪れます。この一本桜の種類はエドヒガンと言い、桜の品種の中で最も長命とされます。この一本桜は、これからも孤高の桜として、岩手山と共に多くの春を迎えることでしょう。
- 京都 哲学の道の桜
- 西田幾多郎らの哲学者が思いに耽たと言われる哲学の道は、もとは琵琶湖からの水を引く疎水の管理道でした。歩く者が増え、住人が増え、散策道へと整備されたのです。
季節ごとの蛍や紅葉の道が集う人々に愛されていますが、特に画家の橋本関雪が大成した京都への恩を返そうと寄贈した桜は関雪桜と呼ばれ親しまれています。
- 宮城 白石川堤一目千本桜
- 宮城県大河原町・柴田町を流れる白石川の堤に、約1200本の桜が植えられている白石川堤一目千本桜。満開時の早朝には、川面に映る桜と残雪の蔵王山、そして咲き誇る満開の桜の絶景を見ることができます。また、柴田町側には、日本一の太さを誇るソメイヨシノの巨木があり、その雄々しい姿に圧倒されます。
- 京都 都をどり
- 「都をどりは~ヨーイヤサー」の掛け声とともに舞台上で四季を巡り、再び訪れる春までを舞う都をどりは、京に春を知らせる風物詩です。
明治5年、東京に遷都した後の京都を再興するために始まった都をどり。時代ごとの芸術家たちは戦後の復興などの度々に尽力をし、毎年新たな演舞を、京を代表する祇園甲部の芸妓・舞妓たちの舞う姿に魅せてくれます。
- 京都 長岡天満宮のツツジ
- 菅原道真公が太宰府に左遷する際に立寄った縁から道真公御自作の木像を祀ったとされる長岡天満宮は、キリシマツツジが壮大に咲き誇る名所としても人々が集まる場所です。
高さが人の身長を優に超えるキリシマツツジは見頃を迎えると視界全てが真紅に覆われ、神社の東に広がる八条が池を囲みます。まるで異世界かのような散歩道です。
- 徳島 神山町しだれ桜
- ゆうかの里、江田菜花の里、神山森林公園、さくら街道。神山町花の町の歴史は平成以降に始まります。町をあげて、しだれ桜の風景を作ろう、未来へ残そう、という活動のもと少しずつ今でも増えています。降りかかるかのようなしだれ桜のトンネルや菜の花、レンギョウの彩り。
ピンクと黄色の見事なコントラストで埋め尽くされます。
- 京都 桜の祇園白川
- 江戸時代後期から明治にかけての花街であった祇園は当時の面影を残す貴重な場所になっています。京都で桜を見るならここへ、というのも、桜が白川の流れにしなだれかかり、背景にはお茶屋の建物そして石畳と、その風情に京都らしさを感じるからでしょう。夜になり灯篭に明かりがつくと辺りは妖艶な雰囲気に包まれます。
- 山梨 富士吉田 新倉山浅間公園 五重塔と富士山
- 国内のみならず海外の方からも人気の撮影スポット新倉山浅間公園。五重塔と富士山、桜という日本を代表する3つの要素が見事にレイアウトされた絶景ポイントです。桜の時期の、雪を残している富士の姿がさらに美しさを際立たせます。
思いのほか険しい坂道を登ると、この息をのむ絶景に出会えます。
- 山梨 河口湖 富士と桜
- 河口湖は富士五湖のひとつ。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして世界文化遺産に登録されています。湖畔には200本以上の桜が植えられ、湖を渡る風に揺られ美しい風景を見せてくれます。穏やかな気候の時には湖面に映る逆さ富士を見ることもできます。
- 長野 上田城跡公園千本桜まつり
- 大河ドラマも話題になった、真田昌幸によって建てられた上田のお城。春を迎えると、見上げた難攻不落のその城は7種もの桜に囲まれています。二度の上田合戦で徳川の大軍を退けた戦歴を持つ上田城ですが、その激しい戦火など思いも至らない程、城に沿う掘りに、櫓にと、桜の溢れかえる様には言葉を失います。
- 新潟 菜の花の福島潟
- 福島潟は県都新潟市の東方に位置する湖沼です。
面積は262haあり、潟と名のつく湖の中では新潟県内で最大です。
五頭連峰を映す湖面と鳥や花や人が一体となって織りなす四季折々の新潟の原風景を今に残しています。