伝統芸能
- 福島 相馬野馬追
- 相馬野馬追は、1000年以上の歴史ある祭礼で、相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三社が軍を編成し行います。初日の出陣式にはじまり、野馬懸や甲冑競馬、神旗争奪戦が行われ、迫力満点の馬術を見ることができます。街中を騎馬武者が行進するお行列などの神事も行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
- 祇園舞妓 市紘
- 祇園の舞妓、市紘さん。舞妓の生活を少しだけ知ることができます。
京都の花街再生に向けたDX化の推進事業の一環として今年1月に制作しました。
- 京都 舞妓
- 舞妓の歴史は300年前の江戸時代へと遡ります。北野天満宮や八坂神社への参拝で集まる人々に、お茶や団子を出す茶屋がお料理を出し、宴席が開かれるようになると、そこで働く女性たちは舞を踊り、三味線を引くなどしたのが舞妓の始まりです。舞妓とは芸で身を立てる芸妓になるための修行中の20歳頃までの女性を指します。
- 徳島 農村舞台
- 神社の境内にひっそりと佇む農村舞台が建設され始めたのは幕末期のことといわれています。全国各地に造られた農村舞台の多くが歌舞伎用舞台であるのに対し、徳島の農村舞台は人形浄瑠璃のためのもので、特徴として浄瑠璃語りが座る太夫座があります。毎年約10ヶ所の舞台で行われ全国一の現存数を誇っています。
- 和歌山 那智の田楽
- 那智の田楽とは、熊野那智大社例大祭や那智の火祭で奉納される民俗芸能です。国の重要無形民俗文化財であり、ユネスコの無形文化遺産でもあります。那智の田楽は合計12名で行われるもので、演目は22曲、合計40分に及びます。600年以上の歴史を持つ芸能であり、地元の人々を中心とした那智田楽保存会によって伝承されています。
- 京都 都をどり
- 「都をどりは~ヨーイヤサー」の掛け声とともに舞台上で四季を巡り、再び訪れる春までを舞う都をどりは、京に春を知らせる風物詩です。
明治5年、東京に遷都した後の京都を再興するために始まった都をどり。時代ごとの芸術家たちは戦後の復興などの度々に尽力をし、毎年新たな演舞を、京を代表する祇園甲部の芸妓・舞妓たちの舞う姿に魅せてくれます。
- 京都 南座
- 江戸時代、京の流行り物となったかぶき踊りに端を発し、街には次第に芝居小屋が並び始めます。その頃より現在まで400年を超え南座はこの地で歌舞伎を始めとする多彩なエンターテインメントの上演を続けてきました。登録有形文化財である劇場は耐震工事を終え2018年秋に新開場。歌舞伎や演劇、レビューやコンサート、ナイトイベントなど江戸から続く劇場の進化は続きます。
- 京都 八坂神社 かるた始め式
- 八坂神社の祭神、素戔嗚尊(スサノオノミコト)は、和歌の祖神とされていて、これにちなみ奉納されるかるた始め式。神前へのかるた奉納の後、平安時代の衣装をまとい、かるた姫に扮した女性や童子姿の子どもたちがかるたを取り合う様子は、京都の年始を代表する伝統行事です。
- 京都 下鴨神社 蹴鞠初め
- 下鴨神社の正式名称は賀茂実御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言い、その歴史は紀元前90年にまで遡り、京都で最も古い神社として広く知られています。蹴鞠は貴族たちのスポーツとして平安時代に普及し、現在では古典伝統芸能として尊ばれ、毎年1月4日に奉納されています。
- 京都 満足稲荷神社 門付
- 出世開運の神である稲荷神を信仰していた豊臣秀吉は出世を祈願し、かなったことからご利益に満足したことで「満足稲荷」と命名された神社。
門付は古くから親しまれた庶民の家々を回り披露する芸能で、新年を祝い元旦に奉納されています。
- 宮崎 高千穂夜神楽
- 高千穂町に伝わる民俗芸能で、夜神楽とは、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔からの神事です。