神社仏閣
- 京都 下鴨神社 蹴鞠初め
- 下鴨神社の正式名称は賀茂実御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言い、その歴史は紀元前90年にまで遡り、京都で最も古い神社として広く知られています。蹴鞠は貴族たちのスポーツとして平安時代に普及し、現在では古典伝統芸能として尊ばれ、毎年1月4日に奉納されています。
- 京都 北野天満宮 天満書
- 優れた書家としても知られる菅原道真を御祭神とする北野天満宮では、書道の上達を願って神前で書初めをする「天満書」が毎年1月2日から4日まで行われます。3日間で約2000点もの作品が奉納され、家庭書初めも含めた4000点を超える作品は、1月下旬より廻廊及び絵馬所に展示されます。
- 京都 満足稲荷神社 門付
- 出世開運の神である稲荷神を信仰していた豊臣秀吉は出世を祈願し、かなったことからご利益に満足したことで「満足稲荷」と命名された神社。
門付は古くから親しまれた庶民の家々を回り披露する芸能で、新年を祝い元旦に奉納されています。
- 京都 高台寺の紅葉
- 1605年(慶長10年)、豊臣秀吉の正室北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院で、方丈には釈迦如来坐像とともに北政所の位牌が祀られています。建立から残る開山堂には、秀吉が使った御座船やねねの御所車の遺材が用いられた天井が現存しています。
- 京都 高台寺蒔絵
- 高台寺の霊屋は秀吉とねねを祀った建物で、ねねの像の下には遺骸が埋葬されています。桃山時代の華麗な蒔絵を施した階段や厨子(ずし)が今も残り、これらの蒔絵は高台寺蒔絵として世に知られ、同様の技法や類似した意匠の蒔絵が「高台寺蒔絵」と総称されるようになりました。
- 京都 圓徳院の紅葉
- 高台寺の塔頭の一つで北政所ねねが晩年を過ごした圓徳院。方丈の室中襖絵「白龍」の奥には釈迦如来立像が祀られ、時期により限定公開されています。伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移した北庭は、桃山時代の代表的な庭園として当時の原型をそのままに留めています。
- 京都 二尊院の紅葉
- 嵯峨天皇の勅によって慈覚大師円仁が創建した寺院で、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀るため二尊院と呼ばれています。広い参道や石段、築地塀などは春には新緑、秋には紅葉で染まり、風情ある佇まいを見ることができます。
- 京都 南禅寺の紅葉
- 室町時代に「京都五山」「鎌倉五山」の上に別格として置かれ、日本の禅宗のなかで最も高い格式をもち、歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で、石川五右衛門が南禅寺の山門の上から満開の桜を眺めて言うせりふ「絶景かな、絶景かな」で有名な三門や、境内を通過するレンガ造りの水路閣などで有名です。
- 東京 浅草寺
- 628年に創建された都内最古の寺院で、「浅草観音」として古くから信仰されていました。
江戸文化発展の中心地でもあり、現在も周辺にその面影を残し、季節ごとにほおずき市、羽子板市など多くの行事が行われています。
- 千葉神社 初詣
- 千葉神社は、千葉市の中心に位置し、「妙見さま」の通称で知られています。北極星の神様をお祀りする総本宮として全国から参拝の方が訪れ、三が日は千葉県内では成田山に次ぐ人出を誇ります。
- 千葉神社 妙見大祭
- 妙見大祭は大治2年(1127年)に第1回が始まって以来、一度も途切れることなく続けられてきたお祭りであり、平成30年には第892回目を迎えました。お祭りが七日間に及ぶのは、妙見様のお姿の一つである北斗七星に因んで、その七つの星の一つ一つに願いを掛ける願掛けのお祭りだからです。
- 千葉寺の大銀杏
- 一般的に「ちばでら」と呼ばれますが、正式名は「せんようじ」と言い、和銅2年(709年)に創建された千葉市内で最も古いお寺です。境内の大銀杏は創建の翌年に植えられたと伝えられ、市民に愛されています。