神社仏閣
- 長野 善光寺
- 善光寺は飛鳥時代に建立され、約1400年の歴史がある古刹。「遠くとも 一度は参れ 善光寺」と謳われ、【一生に一度お参りするだけで、極楽往生が叶う】と言われ、年間600万人もの参拝者が訪れ、今も昔も変わらぬ賑わいを見せます。本堂では毎朝日の出の時刻に合わせ、「お朝事」と呼ばれる法要が行われ、荘厳な雰囲気を体験できます。
- 福井 大本山永平寺
- 除夜の鐘で有名な永平寺は日本曹洞宗の大本山です。1244年、道元禅師により坐禅修行の道場として開かれました。33万㎡の敷地には70を超えるお堂と楼閣が建ち並びます。
230枚の日本画が埋め込まれた美しい絵天井、欄間の精巧な彫刻など見所が満載です。吉祥閣と呼ばれる道場では、坐禅や写経の体験をすることもできます。
- 新潟 佐渡 清水寺
- 清水寺(せいすいじ)は、808年に京都の清水寺を模して建立されたとされる寺です。天高くそびえる杉並木が優しい木陰を作り出し、古寺全体を守るように包み込んでいます。
清水寺に祀られている観音像は33年毎に開帳される秘仏です。また、観音像と共に佐渡七福神にも数えられている延命善哉寿老尊天も祀られています。
- 神奈川 箱根神社節分祭
- 箱根神社では、2月の節分の日に鬼退治の節分祭を執り行います。これはその昔、宮中で行われていた追儺式、金太郎伝説の鬼やらいという儀式に由来している行事です。まだ雪の残る凛とした空気の中、伝統的な儀式はもちろん、水上スキーを使った鬼退治の豆まきも行われています。
- 京都 金戒光明寺
- 浄土宗の開祖である法然によって建てられた光明寺は、江戸の終結差し迫る頃、京の守護職として任ぜられた会津藩の本拠地、黒谷本陣でもありました。その会津候の元で働いた新撰組の隊士たちの多くがこの地に眠ります。光明寺は全ての建物が西側を望み、そこにあるのは京の町と夕日。春には桜が咲き、人々が集う場所です。
- 島根 太鼓谷稲成神社
- 1773年、京都の伏見稲荷大社を勧請したのが、この「太皷谷稲成神社」の始まりで、日本五大稲荷のひとつとして数えられています。
境内には、油揚げと蝋燭をお供えできる拝礼所が4ヶ所あり、すべての御供物台に油揚げをお供えし、また、すべての燭台に蝋燭を立て火を灯す、”四ヶ所参り”と呼ばれる独自の参拝方法があります。
- 島根 世界遺産 羅漢寺
- 銀山で亡くなった人々の霊と、先祖の霊を供養するため建立された「羅漢寺」。境内には、五百羅漢や大宝筐印塔などの文化財があります。羅漢寺の本堂には、降三世明王、大元帥明王、阿弥陀如来が祀られています。本堂の天井絵には鳴き龍が描かれており、これは、その昔石見銀山で暴れていた龍を、退治して封印したものと言われています。
- 神奈川 川崎 等覺院
- 江戸以前よりあったとされる等覚院は天台宗のお寺です。武尊という人物が乾いた喉を潤した泉に木を植え御神木として祀ったのが始まりと言われ、4月中旬から2000株ツツジの見頃に合わせた花説法が行われます。仁王門脇から溢れ、山門を潜ると目の前が赤で埋もれます。
- 奈良 玉置神社
- 崇神天皇が早玉神を祀ったことに始まるこの地では、本殿と共に末社の玉石社を詣でます。
玉石社は社殿がなく、古い信仰様式を今に伝える聖地なのです。玉置神社は大峯奥駈道の、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の行場の一つであり、樹齢3000年の神代杉などを有する森の中を行くと、古の修験者を思い浮かべます。
- 香川 大窪寺柴灯大護摩供養
- 年に2回、8月20日と春分の日に行われる大護摩供養。護摩札の他、四国八十八箇所巡りを終えた、お遍路さんが納めた金剛杖や遍路笠を護摩供養し、その結願(けちがん/願いごと)の成就を祈念する行事です。
また、護摩供養の後は、残った灰の上を歩き、穢れや厄を払う火渡りが行われ、多くの参拝者が参加します。
- 鹿児島神宮初午祭
- 毎年、旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日に開催される初午祭。約460年以上の歴史と伝統を誇ります。
胸元にたくさん鈴がついた飾りをつけ、背中には華やかな飾りをつけた馬が、音楽に合わせて足踏みをしながら進む、「鈴かけ馬」が有名です。毎年10万人もの人出がある、鹿児島県を代表するお祭りです。
- 福岡 太宰府天満宮 梅花祭
- 太宰府天満宮は天神さまをお祀りする全国約12000社の総本宮で、学問の神様・菅原道真公の御墓所の上に創建された神社です。
2月25日は道真公のご命日にあたり、この日に斎行される梅花祭では、道真公がこよなく愛された梅の花を捧げます。