里山
- 山口 東後畑の棚田の夕日
- 東後畑の棚田は「日本の棚田百選」に選ばれています。棚田の向こうの日本海に涼む夕日は、海原をきらきらと煌めかせます。
- 香川 小豆島オリーブ園
- 日本のオリーブ栽培は小豆島から始まっており、瀬戸内海を見下ろす小高い丘に広がる園内には、約2000本のオリーブの木が栽培されています。香水用の南欧植物も栽培しており、四季折々の景色を楽む事が出来ます。魔女の宅急便のロケ地としても知られる園内の白い風車と瀬戸内海の青いコントラストは、エーゲ海を思わせる美しさです。
- 徳島 船窪つつじ公園
- 標高1060mに位置する船底形の窪地に、まるで植栽されたかのように群生している約1200株のオンツツジは、国の天然記念物にも指定されています。樹齢400年を超えるものや、一株から20数本の主幹をもつ巨大なオンツツジも多く、これに匹敵する群落は類をみません。5月中旬から見頃を迎え、山肌一面が燃えるような朱色に染まります。
- 鹿児島 喜界島 さとうきび畑
- 喜界島東部ではサトウキビの栽培が盛んに行われ、見渡す限りのサトウキビ畑が広がっています。一面に広がるサトウキビ畑の中、青い空・海へと続いているように見える一本道は「東シナ海へと続く一本道」とも呼ばれています。高い位置からは、はるか遠くまで真っ直ぐな道を見渡すことができ、映画やTVのロケ地にもなる人気スポットです。
- 群馬 嬬恋村 愛妻の丘
- 嬬恋村はその名から愛妻家の聖地として観光PRを行っています。中でも愛妻の丘は、観る観光スポットではなく、叫ぶ観光スポット。日頃の感謝の思いを広大なキャベツ畑に向かって叫びます。目前には田代湖と見渡す限りのキャベツ畑の絶景が広がります。
- 群馬 嬬恋村 キャベツ畑
- 嬬恋村のキャベツは日本の総出荷量の約半分、首都圏ではなんと80%を占めます。浅間山と青い空を背景に、どこまでも続くなだらかなキャベツ畑はまるで北海道にいるような気分になります。嬬恋のキャベツは甘く柔らかく、地元では「玉菜」とも呼ばれています。
- 群馬 嬬恋村 湯ノ丸高原のレンゲつつじ
- 浅間連峰の西側に位置する湯の丸高原は、爽やかな亜高山帯気候で「花高原」として親しまれています。6月には天然記念物に指定された60万株のレンゲつつじが赤い花を咲かせ全土を紅く染めます。この高原には季節を通じて1000種類以上の花が咲きます。
- 富山 散居村
- 富山湾が眼前に広がる水田の景色は、朝日や夕日で美しく変化します。もちろん四季折々の姿も趣深い、この散居村があるのは庄川と小矢部川に広がる約220㎢もの扇状地です。そこに1万戸の農家が家と畑を持ちます。農地のそばに家があることで効率よく稲作を行えるこの集落の形式は人々が自然と共存するために考えた1つの生活様式でした。
- 三重 丸山千枚田
- 丸山千枚田は、標高736mに及ぶ白倉山の南西斜面を利用した棚田群です。高低差160mの斜面に約1340枚の棚田が並びます。日本の棚田百選にも選ばれており、大小さまざまなサイズの田が重なり合っています。毎年6月~7月には虫送りが催され、1300本余りの火が田に灯されます。日が沈むと幻想的な明かりが山の斜面を照らします。
- 石川 輪島 白米千枚田
- 白米千枚田は国の名勝に指定されています。また、国連食糧農業機関が認定した世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的なスポットでもあります。380年前から受け継がれていて、1004枚の棚田はまるで日本海へ落ちていくように山の斜面に重なり合うように作られています。夜には棚田を使ったライトアップの催しも行われます。
- 新潟 佐渡 岩首昇竜棚田
- 岩首昇竜棚田は標高350mを超える山間に広がる棚田です。独特の地形を活かした様々な形の田が、まるで天空に昇る竜のように連なって見えるのが特徴です。
江戸時代から受け継がれている田の数は460枚ほどにも及びます。棚田の頂上部にある展望台小屋からは、緑豊かな山と田の全貌に加えて、穏やかな水平線も一望できます。