温泉
- 長野 渋温泉
- 1300年の歴史の渋温泉では「厄除巡浴外湯めぐり」と言い、まず宿で手形と祈願手ぬぐいを手に入れ、九つの温泉を巡ります。全て回って温泉街を見下ろす渋公薬師へ参れば、苦(九)を流し、ご利益を受けると言われています。
- 富山 宇奈月温泉
- トロッコ電車で有名な黒部峡谷のすぐそばに宇奈月温泉はあります。大正時代、原生林生い茂るこの地を人の集まる温泉地にしようと、現在でも珍しい7kmもの引湯管を使い、黒薙から、日本一の透明度と言われる弱アルカリ性単純泉を引きました。ほぼ同時期1923年に宇奈月まで黒部鉄道が開通したことも手伝い、一大温泉地となります。
- 群馬 SLぐんま みなかみ
- SLぐんま みなかみは上越線の高崎駅 ― 水上駅間で、主に夏休み期間や紅葉シーズンの土休日、ゴールデンウィークなどの連休などに1日1往復運行されています。
水上は渓流沿いの雄大な渓谷美の自然と、古くからの温泉街の情緒が調和した温泉地で、たくさんの文化人にも愛されてきました。
- 長野 上田 別所温泉
- 映画やドラマでたびたびロケ地となる味のある温泉地は、信州で最も歴史があり信州の鎌倉と呼ばれます。信州平定後に戦火を受けた寺社仏閣の再建に源頼朝が尽力し、その後塩谷北条氏に治められたこと、さらに町の雰囲気も鎌倉を彷彿とします。代表的な建物、安楽寺の八角三重塔は重要文化財に指定されています。
- 兵庫 有馬温泉
- 二人の神が湯で傷を癒すカラスを見て温泉を発見した、と神話で語られる日本最古の湯は、後に僧の行基によって湯の街として整備され、大変な賑わいを見せます。かの豊臣秀吉も有馬を何度も訪れたと言われ、太閤の名が今も各所に残っています。日本三古湯に数えられ、枕草子の中では三名泉として、江戸時代の温泉番付でも最高位をとるなど、古くから愛された温泉です。
- 兵庫 城崎温泉
- 城崎温泉は、有馬温泉、湯村温泉と共に兵庫を代表する温泉で、平安時代以前からの歴史を持ちます。温泉街にある7つの外湯巡りが基本で、江戸時代から「海内第一泉」と呼ばれている一の湯に始まり、コウノトリが傷を癒したという伝説の残る鴻の湯に終わります。また、城崎は多くの文豪たちに好まれた温泉とも言われています。
- 福島 会津若松 東山温泉
- 東山温泉は今から約1300年前、名僧・行基によって発見されたと言われ、奥羽三楽郷に数えられる歴史ある温泉郷です。戦傷を負った土方歳三を癒し、竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にもこよなく愛されました。
- 長野 志賀高原 地獄谷温泉の猿 スノーモンキー
- 地獄谷温泉では、凍える猿が、まるで人間のように温泉でゆったりくつろぐ姿を見ることができます。
雪をかぶりながら温泉に浸かる猿は「スノーモンキー」と呼ばれて親しまれています。
- 神奈川 箱根 大涌谷
- あちこちから硫化水素を含む噴煙が上がり、そのため樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌がむき出しになっています。沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山活動の様子を見ることができます。
- 秋田 乳頭温泉
- 乳頭山麓に点在する七湯が「乳頭温泉郷」と呼ばれています。
七湯は独自に源泉を持ち、その泉質は多種多様乳頭温泉郷には十種類以上の源泉があります。
- 群馬 草津温泉の湯畑
- 草津温泉街の中心に位置する湯畑は、草津温泉のシンボルとしても知られています。
毎分4600リットルもの湯が湧出し、その温泉は7本の木樋を通して各旅館へと運ばれています。
立ち上る湯煙が温泉街らしい風情を感じさせてくれます。
- 愛媛 道後温泉
- 道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古級といわれる温泉で、有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)とならび日本三古湯に数えられ、日本の温泉文化を支えてきました。
夏目漱石の「坊ちゃん」でも描かれた愛媛の代表的な観光地です。