遺産
- 山口 岩国 日本三名橋 桜の錦帯橋
- 錦帯橋は、江戸時代に作られた日本三名橋に数えられる木造のアーチ橋で、錦川の急流に耐えられるよう、当時の技術の粋を集めてつくられました。(現在の橋は復元)
春は約3000本の桜が川面に映り、春爛漫の景色となります。
- 富山 世界遺産 五箇山
- 昔と変わらない小川の流れや田んぼのあぜ道、合掌造りの家々。素朴でこじんまりとした農村集落は、日本の原風景そのものです。また、五箇山は民謡の宝庫として知られ、「こきりこ」や「麦屋節」「といちんさ」などの民謡がうたい踊りつがれ時代を越えて息づいています。
- 神戸北野異人館街
- 北野界隈は、明治20年代から大正期にかけて建設された外国人の旧宅・異人館が多く残り、戦前の神戸の優雅な雰囲気を残す稀少な街並みは、今なお異国情緒が漂います。
- 金沢 ひがし茶屋街
- 美しい出格子がある古い街並みは江戸時代の雰囲気を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
かつての華やかな風情をそのままに、今もおいしいお店やハイセンスの店が並び、夜には華やかなお座敷が繰り広げられます。
- 東京駅
- 日本洋式建築家の第一号と言われる辰野金吾により設計された東京駅は、赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせた、ヴィクトリアン・ゴシックに影響を受けたデザインで、1914年に創建されました。東京大空襲での火災により大半が失われ、応急処置を施され長らく使用されていましたが、難工事の末2012年、東京駅丸の内駅舎は創建当時の優雅な姿を取り戻しました。
- 宮崎 青島神社
- 青島は古くは島全体が霊域とされていました。
青島神社はその中にある神社で「山幸彦」と「豊玉姫」、ふたりの神様の縁をとりもった縁結びの社として知られています。また日向七福神のひとつで、琵琶を抱いた美しい弁天像があります。
青島は昭和30年代新婚旅行のメッカとして全国に知られました。
- 宮崎 高千穂神社
- 高千穂神社は、約千九百年前に創建された歴史のある古社で、高千穂八十八社の総社として広く信仰を集めています。本殿と所蔵品は国の重要文化財に指定されています。高千穂神楽面は神社などに奉納することにより魂が入り、神様として扱われ、 祭りに使用されます。
- 宮崎 鵜戸神宮
- 日向灘に面し、太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中に、朱塗りの色鮮やかな御本殿が鎮座しています。
崖にそって作られた石段を降りる、神社としては珍しい「下り宮」のかたちになっています。
亀石の穴に、男性は左手、女性は右手で運玉を投げ入れると願いが叶うと言われています。
- 山形 出羽三山神社 羽黒山五重塔
- 羽黒山・湯殿山・月山の出羽三山は、全国有数の修験の山として知られ、山伏が修行しています。
その中で羽黒山には、三山の神を合祭した出羽神社の社殿・三山合祭殿が山頂にあります。
参道には国宝五重塔があり、2446段の石段と杉並木が続き、神聖な雰囲気を漂わせています。
- 岐阜 長良川の鵜飼
- 鵜飼は鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える漁法で、およそ1300年の歴史があります。
漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。
- 群馬 世界遺産 富岡製糸場
- 富岡製糸場は、明治政府が近代化のために設立した、日本で最初の製糸場です。
フランスの技術を導入した本格的な製糸工場の施設が、殆ど当時のまま残されており、この富岡製糸場と絹産業遺産群は、平成26年に世界遺産に登録されました。
撮影協力 富岡市・富岡製糸場
- 長野 小諸城址 懐古園
- 城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しく、大手門や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されています。
明治4年の廃藩置県で廃城となった小諸城は、近代的な公園に生まれ変わり、日本さくら名所100選、日本の歴史公園100選にも指定されています。