庭園
- 東京 神代植物公園バラ園
- 武蔵野の面影が残る深大寺に、広さ48万平方メートル余りの神代植物公園はあります。中でもバラ園は、シンメトリックに設計された沈床式庭園の「本園」、オールドローズ中心の「野生種・オールドローズ園」、国際ばら新品種コンクールのための「国際ばらコンクール花壇」の3つのエリアで構成され、春、秋と楽しむことができる名所です。
- 軽井沢レイクガーデン
- 軽井沢レイクガーデンは豊かな湖を取り囲むように、約400種類のバラと300種の宿根草が1年を通して四季折々に美しい表情を見せてくれます。特に6月のバラのシーズンはすべてが色とりどりのバラで彩られ、まるで童話の世界にいるようです。朝はバラの香りのゴールデンタイムと言われ、まるでバラに包まれているような気分になります。
- 福島 浄楽園
- 東北の広大な田園地帯の中にある浄楽園は、長らく金閣寺庭園の管理に携わっていた、文化財庭園保存技術者協議会の名誉代表である玉根徳四郎によって作られました。庭を回遊しながら楽しめる、池泉回遊式庭園で作庭されており、春の桜や秋の紅葉を始めシャクナゲやショウブと訪れる人々の目を楽しませてくれます。
- 香川 高松 栗林公園
- 国の特別名勝指定庭園の中で最大の広さをもつ栗林公園は、歴代藩主が百年の歳月をかけて完成させた大名庭園。池の周りに起伏に富んだ地形で山や谷を表現した庭園の四季折々の景観は「一歩一景」といわれる変化に富んだ美しさを醸し出します。公園内にある湖では江戸時代に船遊びが行われていたことにちなみ、観光用に和船が就航しています。
- 沖縄 世界遺産 識名園
- 識名園は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむ廻遊式庭園です。池を中心に、中国風あずまやの六角堂など随所に琉球独特の工夫が施されています。2000年にはユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されています。
- 東京 旧古河庭園 春のバラフェスティバル
- 旧古河庭園は、国指定の名勝です。武蔵野台地の地形を活かして造られた異国情緒あふれる敷地内は、小高い丘に洋館が建ち、斜面には洋風庭園が、低地部分には日本庭園が配されています。
元々は陸奥宗光公の邸宅だった場所が英国人のコンドル博士の設計で、美しくバラが咲き誇るまるで絵画のような庭園に生まれ変わりました。
- 京都 瑠璃光院 春 青もみじ
- 山門をくぐると木漏れ日の美しさに光る苔の緑が迎えてくれます。数寄屋造りの本堂の二階にあがると、大きく開けたガラス戸の向こうに一面の紅葉。春は新緑の青い世界が室内の家具にも映り込み、さらに鮮やかな世界が広がります。飛鳥時代に天武天皇が、八瀬の風呂釜で傷を癒したとされる頃から、人々の保養地であったと言います。
- 京都 世界遺産 龍安寺 石庭
- 室町時代、細川勝元によって創建された龍安寺。枯山水の方丈庭園(石庭)は世界遺産にも登録されています。今では世界に広がる禅ZENの世界を表現したと言われ、静寂と15の石で作られた小宇宙が心を静めてくれます。15の石は、どの位置から見ても一度に全ての石が見えない、不完全な美が、また不完全な物でも満足する「足るを知る」の教えが表されています。
- 京都 圓徳院の紅葉
- 高台寺の塔頭の一つで北政所ねねが晩年を過ごした圓徳院。方丈の室中襖絵「白龍」の奥には釈迦如来立像が祀られ、時期により限定公開されています。伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移した北庭は、桃山時代の代表的な庭園として当時の原型をそのままに留めています。
- 会津若松 御薬園
- 中央に心字の池を配した回遊式の借景園と、各種薬草を栽培する薬草園が名前の由来で、昭和7年に徳川時代の代表的な大名型山水庭園として国の名勝に指定されました。
- 茨城 水戸 偕楽園の梅 ドローン
- 日本三名園の一つ偕楽園は、水戸藩藩主徳川斉昭によって、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと名づけられました。
偕楽園の代名詞となっている梅林では、約100品種、3000本あまりの梅が咲き誇り、春の訪れを告げます。
- 金沢 雪の兼六園と金沢城
- 冬を迎える前に行われる「雪吊り」。
枝に縄を施し、北陸地方特有の湿度のある雪から守ります。
ライトアップされると、またいつもとは違った冬ならではの風景を楽しむことができます。