森林・草原
- 長野 御射鹿池
- 標高1,500m、奥蓼科の山の中に静かに佇む御射鹿池は、東山魁夷の「緑響く」のモチーフにもなったことで知られています。
鏡のような水面に映るカラマツ林は、春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色、そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされ、季節ごとに大胆に色を変え、美しい風景を見せてくれます。
- 北海道 根室 北方原生花園
- 北方原生花園は根室市の北東部にある日本最東端の原生花園です。周りは牧場や海が広がり、6月下旬~9月上旬にかけて約100種類の花々が咲きます。特に、ヒオウギアヤメとワタスゲの群落が人気で、6月下旬~7月上旬が見頃です。園内にはポニーを放しており、自然散策のほかにホースウォッチングもできます。
- 埼玉 秩父 天空のポピー
- 秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)の標高500mの広大な斜面に、5月から6月にかけて、約1,200万本のポピーが咲き誇ります。
一面に広がるポピーの赤と、澄み渡る青空とのコントラストは、まさに「天空の」という言葉がふさわしい絶景です。
- 山口 秋吉台
- 秋吉台は500~600m級の山脈に囲まれて盆地状の日本最大のカルスト台地で、主として古生代の石灰岩からなり、台地の地下には雨水によって侵食された鍾乳洞が多数散在しています。
- 香川 小豆島オリーブ園
- 日本のオリーブ栽培は小豆島から始まっており、瀬戸内海を見下ろす小高い丘に広がる園内には、約2000本のオリーブの木が栽培されています。香水用の南欧植物も栽培しており、四季折々の景色を楽む事が出来ます。魔女の宅急便のロケ地としても知られる園内の白い風車と瀬戸内海の青いコントラストは、エーゲ海を思わせる美しさです。
- 鹿児島 種子島 アコウの大木
- 種子島にもたくさん生息しているアコウの木は、日本では昔から山の神の依代と考えられ、その姿が特異なものは御神体として扱われていました。島内の奥神社の境内にあるアコウの大木は特に立派で、神秘的な雰囲気を醸し出しています。幹付近から出る多数の気根が密集する様は、観る方向を変えると違った姿を見せてくれます。
- 鹿児島 種子島 ヘゴ自生群落
- 種子島西之表市の「ヘゴ自生群落」は、杉や竹の林で覆われた谷間に流れる小川の流域にヘゴ(亜熱帯のシダ植物)が自生する大群落です。恐竜時代に原生していた大型のシダで、樹高が高いものは4mほどあり、大きいヘゴの迫力に圧倒されます。太古の雰囲気を肌で感じながら森林浴のできるスポットです。
- 鹿児島 種子島 マングローブ原生林
- 南種子町の広大な敷地に生い茂るマングローブは、メヒルギの一種のみ。自生地としては種子島が北限地と言われていて「種子島のマングローブ林」として「日本重要湿地500」にも選ばれています。近年「マングローブパーク」として整備され、敷地内のボードウォークでマングローブの中を散策したりシーカヤック体験も楽しめます。
- 群馬 嬬恋村 愛妻の丘
- 嬬恋村はその名から愛妻家の聖地として観光PRを行っています。中でも愛妻の丘は、観る観光スポットではなく、叫ぶ観光スポット。日頃の感謝の思いを広大なキャベツ畑に向かって叫びます。目前には田代湖と見渡す限りのキャベツ畑の絶景が広がります。
- 群馬 嬬恋村 キャベツ畑
- 嬬恋村のキャベツは日本の総出荷量の約半分、首都圏ではなんと80%を占めます。浅間山と青い空を背景に、どこまでも続くなだらかなキャベツ畑はまるで北海道にいるような気分になります。嬬恋のキャベツは甘く柔らかく、地元では「玉菜」とも呼ばれています。
- 新潟 津南ひまわり広場
- 広大な畑の中に、さんさんと夏の太陽を浴びて約50万本のひまわりが咲き誇る、まさに「ひまわりの海」。長期間見頃を楽しんでもらうために、畑を3つに分けて咲く時期をずらしています。「ひまわりウエディング」も人気のイベントです。
- 栃木 奥日光 小田代ヶ原 草紅葉
- 湯ノ湖から流れる湯川の西側に広がる、ミズナラの林に囲まれた大自然の草原です。初夏から夏にかけての花と、秋にはミズナラの黄葉や草紅葉の美しい光景に出合うことができます。
草原の真ん中に生える「小田代原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカンバの木が、美しい写真スポットとして人気です。