花景色
- 茨城 真岡鐵道のSL
- 1970年の旧国鉄時代に真岡線から姿を消したSLは1993年地域活性化のために復活を遂げました。今では小型のC11とC12型蒸気機関車を中心に栃木県茂木駅と茨城県の下館駅41.9kmを毎週末走っています。また真岡鐵道の春には桜のトンネルを、秋には線路を囲うコスモスと、田園風景を走っていくその懐かしい風景も魅力の1つです。
- 群馬 嬬恋村 湯ノ丸高原のレンゲつつじ
- 浅間連峰の西側に位置する湯の丸高原は、爽やかな亜高山帯気候で「花高原」として親しまれています。6月には天然記念物に指定された60万株のレンゲつつじが赤い花を咲かせ全土を紅く染めます。この高原には季節を通じて1000種類以上の花が咲きます。
- 福島 日本三大桜 三春滝桜
- 三春滝桜は日本三大桜のひとつに数えられています。大正11年、桜の木としては初めて日本国の天然記念物に指定されました。1000年以上の長きに渡り、人々に愛され守り続けられ、今もなお息を飲むほどの美しさを保ち続けています。開花期には薄紅色の花を綻ばせ、枝を優雅に垂れ下げます。まさに流れ落ちる滝のような風情です。
- 福島 会津 桜の鶴ヶ城
- 1000本の桜は、明治41(1908)年に歩兵第65連隊が若松に誘致されたことを記念して植樹されたもので、全国唯一の赤瓦の城が咲き誇る桜に包まれる様は、桜の名所として訪れる人たちを魅了します。
- 新潟 津南ひまわり広場
- 広大な畑の中に、さんさんと夏の太陽を浴びて約50万本のひまわりが咲き誇る、まさに「ひまわりの海」。長期間見頃を楽しんでもらうために、畑を3つに分けて咲く時期をずらしています。「ひまわりウエディング」も人気のイベントです。
- 山梨 本栖湖 富士芝桜まつり
- 富士五湖のひとつ本栖湖近くの樹海の中に、80万株からなる広大な芝桜の花園が広がります。芝桜が咲く4月中旬〜5月は、まだまだ富士山の5合目以上に残雪が残り、富士山を眺めるには最高のシーズン。しかも富士山麓は新緑真っ盛りです。赤とピンクの絨毯の向こうに、青い空とまだ雪が残る富士山。なだらかな芝桜の花畑は得も言えぬ美しさです。
- 千葉 房総 菜の花と小湊、いすみ鉄道
- 房総半島の春、といえば桜はもちろんですが、そのコントラストが映える美しい菜の花を愛でることができるのがいすみ鉄道です。大原駅から上総中野駅26.8kmまで約50分の間で金色に輝くような菜の花に囲まれて旅を楽しむことができます。まるでその田園風景ががムーミン谷を思わせることからムーミン列車も走っています。
- 奈良 日本三大桜名所 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。
- 静岡 伊豆 修善寺梅林
- 修善寺は平安時代に開かれた禅院で、美しい梅林を有することで知られています。修善寺梅林には、樹齢100年を越える古木から若木を合わせて、20種1000本の紅白梅が植えられています。広さは3haに及び、梅の最盛期である2月初旬から3月中旬に開催される梅まつりでは、露店なども出店し、可憐な花々を観賞することができます。
- 長野 菜の花と鯉のぼり
- 残雪の北アルプスを見渡す菜の花畑。まるで黄色い絨毯を目一杯に広げたような風景が春の訪れを教えてくれます。5月初旬には菜の花畑の上空をたくさんの鯉のぼりが悠々と泳ぎます。山の雪解け水によって出来る池には、凛とした姿の北アルプスと青い空が映り込み、爽やかな絵葉書のような光景を楽しむことができます。
- 長野 花桃の里 花桃まつり
- 花桃の里は日本一の桃源郷と呼ばれ、春には約5000本の花々が密集して咲き誇ります。赤白ピンクの花桃は、まるでパッチワークのような味わいを見せてくれます。
花桃は桜や梅よりも花が大きく、見栄えが良いのが特徴です。4月~5月に開催される花桃まつりでは、柔らかな色合いの花々と鮮やかな鯉のぼり、その両方が楽しめます。
- 埼玉 巾着田曼珠沙華まつり
- 埼玉県日高市の巾着田では、毎年9月中旬から下旬にかけて約500万本の曼珠沙華が見頃を迎えます。直径約500m、面積は22haに及ぶ巾着田が曼珠沙華の開花により赤い絨毯を敷き詰めたように深紅に染まります。巾着田曼珠沙華まつりは例年9月中旬に行われ、花々を観賞しながら特産品販売、特別イベントなどを楽しむことができます。