花景色
- 東京 隅田公園 東京スカイツリーと桜
- 隅田公園は隅田川沿い、浅草側と左岸の向島にあります。夏の隅田川花火大会が有名ですが、春は東京スカイツリーと桜のコラボレーションのベストスポットでもあります。公園内の庭園は水戸徳川邸内の池などを利用して造られています。関東大震災後で屋敷が全壊するまで代々ここに住んでいたと伝えられています。
- 東京 日本橋江戸桜通りの夜桜
- お江戸日本橋、西は常盤橋から東の昭和通りまで、大通りと老舗の路地を桜並木が続きます。江戸時代の市川團十郎のお家芸、助六由縁江戸桜にちなんで名づけられたといいます。特に中央通り西の日本橋三越本店本館、三井本館など石造りの歴史的建造物が建ち並ぶ道はライトアップされてとても美しくなります。
- 東京 皇居 千鳥ヶ淵の雪桜
- 何年かに一度、東京では桜が咲いた後に雪が降ることがあります。2020年にも満開の桜に雪が積もりました。皇居のお濠の深い緑と、桜のピンク、白い雪が幻想的な風景を創り出します。古くから、桜の時期に雪が降ることを「桜隠し」といい、春の季語でもあります。
- 新潟 高田城址公園の桜
- 高田城址公園には約4000本の桜があると言われています。夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えられています。約300m続く桜のトンネル「さくらロード」は圧巻です。開花シーズンにはぼんぼりが点灯し、高田城三重櫓とさくらロードが幻想的な雰囲気を醸し出します。
- 長野 内山牧場 大コスモス園
- 標高1200mの高原に秋の風が香る頃、内山牧場のコスモス園は一面の桃色に包まれます。過去、牛の放牧地であった丘陵3haに悠々と咲くコスモスに私たちは息を呑むでしょう。またコスモス畑の背景には荒波を越えていく船のような形から名付けられた荒船山が見えます。どちらも妙義荒船佐久高原皇帝公園内にある絶景です。
- 長野 日本三大桜名所 高遠城址公園の桜
- 高遠城は武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りとした堅城でした。ここに咲く高遠小彼岸桜は天下第一の桜と言われ、小振りでピンクの可憐な花を咲かせます。園内の高遠閣は、国の登録有形文化財にも指定されている風情のあるたたずまいの休憩所で、ガラス窓まで迫る桜を鑑賞できる絶好のポイントです。
- 東京 多摩川台公園の紫陽花
- 多摩川沿いの大田区多摩川台公園には、7種3000株の紫陽花が咲き誇ります。額あじさいは日本原産の花。花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では、額咲きと呼ばれます。花序が球形ですべて装飾花となったおなじみのアジサイは、手まり咲きと呼ばれます。
- 山梨 河口湖のラベンダー
- 河口湖では初夏になると10万本に及ぶラベンダーが咲き誇ります。香り高い紫の絨毯は初夏の風物詩です。6月から7月にかけては河口湖ハーブフェスティバルも行われ、河口湖南岸の八木崎公園では最も多くのラベンダーを観賞することができます。北岸の大石公園では富士山と河口湖を背景にラベンダーを眺めることもできます。
- 京都 祇王寺 苔寺
- 京の嵯峨野にある小さな寺には、悲恋の物語が残ります。祇王というのは女性の名です。平清盛に寵愛を受けた祇王でしたが、清盛の心変わりと共に都を追われ、当時の往年院に出家します。明治を迎え、廃寺された往年院でしたが、後に再興され、祇王寺とされました。苔庭としても有名で沢山の種類の苔が季節ごとにその濃淡を変え、表情を変えて行きます。
- 東京 目黒川の桜
- 春になると一本の川を覆い尽くすかのように桜が咲き誇ります。目黒川周辺は東京らしいお店やビルが立ち並ぶ場所ですが、一本道が変わると景色が一変するのです。大橋から下目黒までのおよそ4kmを彩るのは800本のソメイヨシノ。夜にはライトアップがされ昼間とはまた違う幻想的な光景を楽しむことができます。
- 徳島 船窪つつじ公園
- 標高1060mに位置する船底形の窪地に、まるで植栽されたかのように群生している約1200株のオンツツジは、国の天然記念物にも指定されています。樹齢400年を超えるものや、一株から20数本の主幹をもつ巨大なオンツツジも多く、これに匹敵する群落は類をみません。5月中旬から見頃を迎え、山肌一面が燃えるような朱色に染まります。
- 神奈川 鎌倉大仏と桜
- 1252年に建立されたといわれる「鎌倉の大仏」は、国宝銅造阿弥陀如来坐像を本尊に持つ高徳院にあります。当初は大仏殿の中にありましたが、台風や津波で倒壊し、露坐の大仏となりました。その高さは13mあり、境内約60本のソメイヨシノやしだれ桜が見頃を迎えると、大仏様と桜と青空の美しいコントラストを楽しめます。