祭り
- 千葉 南房総白浜海女祭り
- 南房総白浜海女まつりは、50年以上続く海の安全と豊漁祈願をする祭典です。白装束を身に纏った約100名の海女さんが松明を持って夜の海を泳ぐ大夜泳は厳かな雰囲気が漂います。また、郷土民謡白浜音頭総踊りや、龍神の舞など、地元に根ざした伝統の催しも多く開かれ、フィナーレには打ち上げ花火が夜の海に美しく華開きます。
- 東京 浅草 三社祭
- 三社祭は浅草神社で毎年5月に3日間を通して行われる勇壮な祭り行事です。東京の初夏を代表する風物詩のひとつとして広く知られています。
囃子屋台をはじめ、華やかな舞いを踊る大行列が浅草の町を練り歩きます。また、伝統的な式典が行われたり、戦前に徳川家光公より寄進された歴史ある神輿の担ぎ出しがされたりします。
- 長崎ランタンフェスティバル
- 鎖国下の江戸時代に、オランダと同様に貿易を許されていた中国人の居留地であった長崎は三大中華街の1つ「長崎新地中華街」として有名になりました。
もともとは中華街の人々が旧正月を祝う行事であったものが冬の風物詩となり、今では色彩豊かな中国提灯(ランタン)を始め大小様々なオブジェが、訪れる人々を魅了します。
- 鹿児島 片浦お伊勢講祭り
- お伊勢参りが人気の昔、人々は長旅のための貯蓄を出し合い、順番に旅に出ました。その仲間をお伊勢講と言います。
その中で伊勢神の代わりを、持ち回りでお祭りしたのが行事の基となりました。この日大人となった青年たちが女装と面で振り子に扮し、刀で人を叩き、厄を払う神幸行列ではオイヤナー(いますか)と元気な声が響きます。
- 鹿児島神宮初午祭
- 毎年、旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日に開催される初午祭。約460年以上の歴史と伝統を誇ります。
胸元にたくさん鈴がついた飾りをつけ、背中には華やかな飾りをつけた馬が、音楽に合わせて足踏みをしながら進む、「鈴かけ馬」が有名です。毎年10万人もの人出がある、鹿児島県を代表するお祭りです。
- 千葉 かつうらビッグひな祭り
- 遠見岬(とみさき)神社の石段に並ぶ60段飾りをはじめ、会場内各所に並ぶ3万体もの雛飾りが春の訪れを知らせます。徳島県勝浦町より、勝浦ネットワークの縁で、ひな人形7000体を里子として譲り受けたことから始まったひな祭りは、千葉県の名産品をはじめとした屋台などを巡り歩くのもまた楽しいものです。
- 秋田 角館火振りかまくら
- 1.5m程の縄ひもの先に火のついた炭俵を結わえ、参加者それぞれが身体のまわりで振り回します。時間がたつごとに数は増えていき、100近い火の輪が暗闇に舞うこともあります。
400年以上続く小正月の伝統行事は、神聖な火で田の厄を払うと共に無病息災、家内安全等を祈ったものです。会場内にはミニかまくらや光の回廊に灯がともります。
- 秋田 なまはげ柴灯まつり
- みちのく五大雪まつりの1つ。秋田を代表するなまはげが、柴灯火のもとで乱舞します。ナマハゲは田畑の実りや海、山の幸をもたらす年の節目にやってきて「悪い子はいねがー、泣く子はいねがー」と威嚇しながら人々の怠け心を戒め、無病息災をもたらす来訪神です。2018年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
- 青森 八戸えんぶり
- 「えんぶり」とは田をならす農具の「えぶり」や「いぶり」に由来します。人々は烏帽子をかぶり稲作を模した舞を踊ることで、冬の間寝ていた田の神をゆさぶり起こします。
舞には春を待つ人々の五穀豊穣の祈りが込められています。市内まで練り歩く『えんぶり行列』や殿様の御前で舞ったと言われる『御前えんぶり』などがあります。
- 高知 よさこい祭り
- 昭和29年、当時の不景気風を吹き飛ばし、市民を元気づけようと行われたのが始まりで、毎年8月9日から12日の4日間、高知市内のアーケードや駐車場、車道までもが競演場や演舞場へと変わります。約200チーム、約18000人の鳴子を持った踊り子が工夫を凝らし、華やかな飾り付けをして市内を 乱舞する土佐のカーニバル。
- 愛媛 西条まつり
- 西条まつりは江戸時代から続く西条市の伝統的な秋祭り。細工を凝らした約150台のだんじり、神輿、太鼓台が奉納され、その数は日本一とも言われています。クライマックスは伊曽乃神社の宮入り。水しぶきを上げながら神輿をだんじりが取り囲み、川の中で練り合う光景は幻想的です。
- 愛媛 新居浜太鼓祭り
- その起源は、古く平安時代あるいは鎌倉時代まで遡るともいわれ、金糸銀糸に彩られた豪華絢爛な太鼓台と呼ばれる山車が150人余りの男衆で差し上げられた姿は勇壮華麗。太鼓祭り最大の見どころ「かきくらべ」は、複数の太鼓台が一箇所に集まり、太鼓に乗った指揮者の絶妙な指示で、太鼓台を肩にかつぎ上げるま力比べ、技比べです。