歳時記・行事・夏
- 東京大神宮 七夕飾り
- 東京大神宮では、毎年7月に七夕祈願祭を行います。これは心願成就と除災招福を願う祭りです。織姫星と彦星が年に一度7月7日の夜に再会するという伝説になぞらえて、短冊に願い事を書き、笹竹に結び付けます。沢山の願いが吊るされた笹竹は東京大神宮の拝殿前に飾られ、夜には幻想的な雰囲気を纏ってライトアップされます。
- 東京 浅草 三社祭
- 三社祭は浅草神社で毎年5月に3日間を通して行われる勇壮な祭り行事です。東京の初夏を代表する風物詩のひとつとして広く知られています。
囃子屋台をはじめ、華やかな舞いを踊る大行列が浅草の町を練り歩きます。また、伝統的な式典が行われたり、戦前に徳川家光公より寄進された歴史ある神輿の担ぎ出しがされたりします。
- 香川 大窪寺柴灯大護摩供養
- 年に2回、8月20日と春分の日に行われる大護摩供養。護摩札の他、四国八十八箇所巡りを終えた、お遍路さんが納めた金剛杖や遍路笠を護摩供養し、その結願(けちがん/願いごと)の成就を祈念する行事です。
また、護摩供養の後は、残った灰の上を歩き、穢れや厄を払う火渡りが行われ、多くの参拝者が参加します。
- 高知 よさこい祭り
- 昭和29年、当時の不景気風を吹き飛ばし、市民を元気づけようと行われたのが始まりで、毎年8月9日から12日の4日間、高知市内のアーケードや駐車場、車道までもが競演場や演舞場へと変わります。約200チーム、約18000人の鳴子を持った踊り子が工夫を凝らし、華やかな飾り付けをして市内を 乱舞する土佐のカーニバル。
- 岩手 東北五大祭り 盛岡さんさ踊り
- 盛岡さんさ踊りは、毎年8月1日から4日にかけて行われます。
サッコラチョイワヤッセ。世界一の和太鼓数と、笛と、掛け声に合わせて、盛岡美人も、子供たちも踊り、東北の夏を彩ります。
- 青森 東北五大祭り ねぶた祭り
- 伝説や歴史上の人物、歌舞伎、神仏などを題材に作られた勇壮華麗なねぶたが街を練り歩き、笛・鉦・太鼓が響き渡る囃子に合わせ跳人(ハネト)たち乱舞します。期間中には200万人以上の観光客が訪れます。
- 東北五大祭り 秋田竿灯まつり
- 竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、額・腰・肩などにのせ、力と技を競う秋田竿燈まつり。厄よけやみそぎをして五穀豊穣を祈る行事として、約270年もの間、庶民のあいだに受け継がれてきました。
- 岐阜 長良川の鵜飼
- 鵜飼は鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える漁法で、およそ1300年の歴史があります。
漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。
- 山形 東北五大祭り 花笠まつり
- 威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色。
華やかに彩られた山車を先頭に、艶やかな衣装と紅花をあしらった笠を手にした踊り手が、山形市のメインストリートを舞台に群舞を繰り広げる、山形の真夏の夜をこがす、華麗なまつりです。
- 徳島 阿波踊り
- 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」のお囃子で知られる阿波踊りは、400年の歴史を持ち、毎年8月12日から15日まで4日間の開催中人出は約130万人、踊り子は約10万人が繰り出します。