陶磁器・漆器
- 山口 萩焼
- 貫入(かんにゅう)とよばれるひびが特徴で、お茶を入れると、茶渋が貫入から時間と共に外に染み出し表情が変わります。このような変化は「萩の七化け(ななばけ)」と呼ばれています。
- 佐賀 有田焼
- 有田焼は、17世紀初頭朝鮮人陶工・李参平らによって有田町の泉山で発見された陶石を使い日本で初めて焼かれた磁器で、400年の伝統と技法を守りながら製造されている日本を代表する伝統工芸です。透き通るような白い磁肌と華やかで美しい絵付けが特徴で、耐久性も高く、美術品から日用品まで様々なものが生産されています。
- 新潟 佐渡 無名異焼
- 無名異焼は、佐渡の代表的な伝統工芸品です。高温で焼き締められた非常に固い陶器であり、佐渡金山から産出する酸化鉄を多く含んだ茜色の土から造られています。
叩くと金属のような澄んだ音が鳴るのが特徴です。また、焼く際に炎の当たった部分が黒く変色することから、土の赤と黒色部分の対比が美しい工芸品でもあります。(撮影協力 玉堂窯元)
- 福島 会津漆器
- 縁起の良い意匠や多彩な加飾の美しく、渋味のある「鉄錆塗」、もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」、木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」など様々な技法が特徴です。
- 富山 高岡漆器
- 高岡漆器は、加賀藩主二代目前田利長が日常生活品を作らせたのが始まりです。その後多彩な色漆を使って立体感を出していく彫刻塗、錆絵(さびえ)、螺鈿(らでん)、存星(ぞんせい)等多彩な技術が生み出されました。グラスに日本酒を注ぎ入れれば、螺鈿の輝きが万華鏡のように広がります。
- 石川 九谷焼
- 九谷焼は日本を代表する色絵磁器のひとつで、特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる黒色で線描き(骨描き)し、「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法です。
絵柄は山水、花鳥、など絵画的で大胆な上絵付けがなされており、力強い印象を与えます。
- 会津若松市プロモーション映像 史季彩再
- 会津若松市の歴史や自然、文化を魅力あふれる美しい映像で紹介します。
- 会津若松市プロモーション映像 史季彩再 「街中文化散策」
- 江戸時代からの多くの伝統文化が息づく会津。職人の技が施された美しい工芸品や、古くから伝わる日本酒や郷土料理の数々を紹介します。
- 小諸市プロモーション映像 「小諸で待ってる」
- 長野県小諸市は北国街道の商都として栄え、今も当時の歴史や文化に彩られています。
- 小諸市プロモーション映像 小諸で出会う伝統文化
- 小諸は歴史的な建築をはじめ、本町通りには今も趣のある店が並びます。
また高浜虚子や島崎藤村が過ごした町として文学の香りがところどころに残っています。
- 和歌山 紀州漆器
- 紀州漆器は、山中漆器や会津漆器と共に「日本三大漆器」に数えられています。
紀州漆器の歴史は古く、室町時代より作られています。
椀や膳、盆など一般家庭用の生活用具もこの頃から生産されています。
- 滋賀 信楽焼と信楽駅
- 笠をかぶり、首を傾げ、徳利をもつ狸を置物は信楽焼の代表です。
他を抜く「たぬき」は、商売繁盛、金運UP、紹運、開運の縁起物として玄関先などに置かれています。
信楽駅ではたくさんの狸たちが迎えてくれます。