- 鹿児島 種子島 千座の岩屋
- 波に浸食された奇岩の広がる「千座の岩屋」は種子島最大の海蝕洞窟で、千人座れる広さからその名で呼ばれます。洞窟に入れるのは干潮時刻の前後2時間のみ。洞窟内は自然が作り上げた岩の造形美と、反響する波の音により幻想的な雰囲気を漂わせています。枝分かれした洞窟からは、沖合いに散らばる岩礁や美しい海岸を展望できます。
- 鹿児島 種子島 アコウの大木
- 種子島にもたくさん生息しているアコウの木は、日本では昔から山の神の依代と考えられ、その姿が特異なものは御神体として扱われていました。島内の奥神社の境内にあるアコウの大木は特に立派で、神秘的な雰囲気を醸し出しています。幹付近から出る多数の気根が密集する様は、観る方向を変えると違った姿を見せてくれます。
- 鹿児島 種子島 浦田海水浴場
- 種子島の北端にある浦田海水浴場は日本の水浴場88選の一つで、砂丘の白い砂浜と青い空がまぶしいほど美しく、海の透明度も抜群の海水浴場です。緑の山に囲まれた入江の奥に位置するため、静かで穏やかな波音を聞きながら海水浴やシュノーケリングや釣り、キャンプなど様々な楽しみ方が出来ます。
- 鹿児島 種子島 雄龍・雌龍の岩
- 種子島の雄龍雌龍の岩は、右が雄龍、左が雌龍と呼ばれている夫婦岩です。嵐の夜に海に投げ出された二人の生まれ変わりとして雄龍岩・雌龍岩と呼ぶようになったと言われ、生まれ変わっても二人一緒にいることから恋愛成就のパワースポットとなっています。沈む夕日と寄り添う夫婦岩はより幻想的な姿を見せてくれます。
- 鹿児島 種子島 ヘゴ自生群落
- 種子島西之表市の「ヘゴ自生群落」は、杉や竹の林で覆われた谷間に流れる小川の流域にヘゴ(亜熱帯のシダ植物)が自生する大群落です。恐竜時代に原生していた大型のシダで、樹高が高いものは4mほどあり、大きいヘゴの迫力に圧倒されます。太古の雰囲気を肌で感じながら森林浴のできるスポットです。
- 鹿児島 喜界島 さとうきび畑
- 喜界島東部ではサトウキビの栽培が盛んに行われ、見渡す限りのサトウキビ畑が広がっています。一面に広がるサトウキビ畑の中、青い空・海へと続いているように見える一本道は「東シナ海へと続く一本道」とも呼ばれています。高い位置からは、はるか遠くまで真っ直ぐな道を見渡すことができ、映画やTVのロケ地にもなる人気スポットです。
- 鹿児島 種子島 天女ヶ倉展望所からの眺望
- 種子島の天女ヶ倉にある天女ヶ倉展望所は、真っ青な太平洋と水平線、緑の木々や田畑の雄大な風景を360度の大パノラマで楽しめる展望所で、ハングライダーやパラグライダーの離陸地としても人気があります。スターウォッチングの名所として注目を集めており、晴れた日の夜には絶景の星空が広がっています。
- 鹿児島 種子島 マングローブ原生林
- 南種子町の広大な敷地に生い茂るマングローブは、メヒルギの一種のみ。自生地としては種子島が北限地と言われていて「種子島のマングローブ林」として「日本重要湿地500」にも選ばれています。近年「マングローブパーク」として整備され、敷地内のボードウォークでマングローブの中を散策したりシーカヤック体験も楽しめます。
- 鹿児島 さつま揚げ
- さつま揚げは名前のとおり薩摩の国でできた食べ物です。琉球との交流が深くあった、島津斉彬公の時代、 琉球から揚げ物のチキアーギが伝わり、日本にあったかまぼこ作りに加わって「つけあげ」になりました。これが関東に伝わる際にさつま揚げになったと言われます。 現在では栄養豊富なヘルシー料理として再び注目を集めています。
- 鹿児島 天然塩作り
- 塩の歴史は古く、縄文時代終わり頃の製塩土器が鹿児島から見つかっています。また江戸時代後期には島津斉昭によって製塩が奨励されました。塩田は県の南側に多く、南洋から来た黒潮のきれいな海水が利用されます。ミネラル分を豊富に含み、旨味のどの部分を残すかによって味が変わるため職人や土地ごとに特徴があり、色々な天然塩が楽しめます。
- 鹿児島 片浦お伊勢講祭り
- お伊勢参りが人気の昔、人々は長旅のための貯蓄を出し合い、順番に旅に出ました。その仲間をお伊勢講と言います。
その中で伊勢神の代わりを、持ち回りでお祭りしたのが行事の基となりました。この日大人となった青年たちが女装と面で振り子に扮し、刀で人を叩き、厄を払う神幸行列ではオイヤナー(いますか)と元気な声が響きます。
- 鹿児島 枕崎 鰹節作り
- 日本料理に欠かすことのできない伝統食・鰹節。枕崎は、日本有数のカツオの水揚げ量を誇り、また、江戸時代中期から鰹節を製造してきた、鰹節生産量日本一の町です。
鰹節は、養老律令(718年)の時代に原形が見られる日本古来の調味料で、以来、長きにわたって日本の味を支え続けてきました。