- 福島 浄楽園
- 東北の広大な田園地帯の中にある浄楽園は、長らく金閣寺庭園の管理に携わっていた、文化財庭園保存技術者協議会の名誉代表である玉根徳四郎によって作られました。庭を回遊しながら楽しめる、池泉回遊式庭園で作庭されており、春の桜や秋の紅葉を始めシャクナゲやショウブと訪れる人々の目を楽しませてくれます。
- 福島 高柴デコ屋敷
- デコとは人形のことです。職人の手の中からあれよあれよと、ひょうきんな、可愛い張り子人形や三春駒たちが生まれてきます。4軒の家が今も人形づくりの工房を持ち、デコ屋敷と呼ばれています。人形の木型は県の重要文化財にも指定されており、地元の祭りでは張り子の面が使われるなど、今も数百年の伝統を守っています。
- 福島 菊楽園
- 10月中旬から11月の末まで、郡山市中田町ではざる菊が見頃を迎えます。ざる菊とは丸く盛り上がった形が特徴的な菊の一種で一つの株に四千もの小さな菊が咲き誇ります。その形がざるを逆さに伏せた形に似ていることから、ざる菊と呼ばれます。園内には他に、十月桜が見頃を迎え、晴れた日には安達良山も一望できます。
- 福島 あづま総合運動公園 いちょう並木
- 11月のよく晴れた日には、いちょう並木が嬉しそうに揺れ、散歩の人たちを迎えます。520mに116本のいちょうが並ぶあづま総合運動公園の黄金色の並木道は、約300種類の植物があるこの公園の中でも秋の一番の見どころです。夜には青、赤、黄色、緑と4色にライトアップされ幻想的なトンネルを歩くこともできます。
- 福島 相馬野馬追
- 相馬野馬追は、1000年以上の歴史ある祭礼で、相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三社が軍を編成し行います。初日の出陣式にはじまり、野馬懸や甲冑競馬、神旗争奪戦が行われ、迫力満点の馬術を見ることができます。街中を騎馬武者が行進するお行列などの神事も行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
- 福島 日本三大桜 三春滝桜
- 三春滝桜は日本三大桜のひとつに数えられています。大正11年、桜の木としては初めて日本国の天然記念物に指定されました。1000年以上の長きに渡り、人々に愛され守り続けられ、今もなお息を飲むほどの美しさを保ち続けています。開花期には薄紅色の花を綻ばせ、枝を優雅に垂れ下げます。まさに流れ落ちる滝のような風情です。
- 福島 会津 桜の鶴ヶ城
- 1000本の桜は、明治41(1908)年に歩兵第65連隊が若松に誘致されたことを記念して植樹されたもので、全国唯一の赤瓦の城が咲き誇る桜に包まれる様は、桜の名所として訪れる人たちを魅了します。
- 福島 会津武家屋敷
- 会津藩家老職を務めた西郷家の屋敷で、2300坪に及ぶけやき・ひのき・杉材を使用した和様建築の豪華壮大な造り。各室内には生活調度品がおかれ、厳粛な当時の生活様子を伺うことができます。また精米所や茶室が当時のまま復元、再現されています。
- 福島 会津 紅葉の鶴ヶ城
- 秋の鶴ヶ城は、会津平野を彼方に囲む山々が紅に染まり、幻想的な姿を見せます。例年10月下旬から色づきが始まり、11月上旬頃までが紅葉の見ごろです。
- 福島 会津若松 東山温泉
- 東山温泉は今から約1300年前、名僧・行基によって発見されたと言われ、奥羽三楽郷に数えられる歴史ある温泉郷です。戦傷を負った土方歳三を癒し、竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にもこよなく愛されました。
- 福島 会津 雪の鶴ヶ城
- 鶴ヶ城の赤瓦と白雪のコントラストは冬ならではの表情です。城の周辺、本丸の松に施された「枝つり」も、冬の風物詩として知られています。
- 福島 会津若松 七日町
- 七日町通りは江戸時代、会津五街道のうち日光、越後、米沢街道の主要道路が通り城下の西の玄関口として問屋や旅籠、料理屋が軒を連ねていました。明治時代以降も繁栄を極め、現在でも工芸品や郷土料理、造り酒屋など多くが立ち並び、当時の面影を感じることができます。